正しいドライヤーの仕方|誤った方法は髪や頭皮にダメージ大!
前回、「正しいシャンプーの仕方」をご紹介しましたが、今回は「正しいドライヤーの仕方」です。
ドライヤーのやり方も、間違っている方が非常に多いですので、しっかりと正しいやり方を身に付けるようにしましょう。
ドライヤーのやり方
- タオルドライ
- ドライヤーの距離
- 手の使い方
- 風のあて方
- 仕上げ
1.タオルドライ
髪にとってはやはりドライヤーの熱というのは避けたいので、できる限り短時間で済ませるための工夫です。
この時、タオルでワシャワシャと髪をふくのは絶対にやめましょう。
この状態は水分を含んでいるためキューティクルが開いていて、
非常に摩擦に弱い状態ですので、注意してください。
男性の方のほとんどは、
誤ったやり方でタオルドライをしていますので、
この機会に改めるようにしましょう。
確かに「男らしくない拭き方」ではありますが、
ハゲるよりは女々しい方がマシだと思います。
またタオルの使い方としては、
髪をタオルで挟んで軽くパンパンと叩きながら水分を吸収するイメージです。
軽く叩くといっても、本当に優しくです。
タオルドライで、ある程度髪の水分を吸収したら、
いよいよ実際にドライヤーを使って乾かすことになります。
2.ドライヤーの距離
頭皮からドライヤーまでの距離は最低15cm、
目安として20cmは離すようにしましょう。
あまりにも短距離ですと、必要以上の熱が毛髪に当たって、
必要以上に水分が飛んでしまい、
パサパサ・ゴワゴワな髪になってしまいます。
またドライヤーを近づけすぎますと、頭皮がやけどを起こしてしまい、
皮膚がただれてしまったり炎症の原因となります。
3.手の使い方
男性を中心に、誤った方法で髪を乾かしている方は非常に多いです。ここもしっかりとマスターしましょう。
以前のサイト主もそうでしたが、ドライヤーを持っていない方の手で、髪をワシャワシャと動かして、水分を飛ばそうとされる方が多いです。
しかしこの方法ですと、
髪に水分を含みかつドライヤーの熱で開いているキューティクルに対して、
大きな摩擦をかけることになります。
しかも、髪が乾燥するまでの時間というのは、
正しいやり方で乾かすよりもかかってしまいます。
ですから、ドライヤー時に本来動かすべきなのは、
ドライヤーを持っている手であり、髪の方ではありません。
意外でしたか?(サイト主は、最初に知ったとき、衝撃でしたよ)
正しくは、ドライヤーの方を細かく動かして風を送るのが適切で、
逆の手では髪を持ち上げて風の当たり方を変えたり、
頭皮に風が当たるようにしたりします。
ちなみにこの時、
同じ箇所には3秒以上風が当たらないように注意しましょう。
4.風の当て方
ドライヤーというのは、やはり毛髪にとってはふさわしくありません。
ですから、短時間で効率的に乾かす必要があります。
そしてそのためにも、
根元から乾燥させて先端も乾燥させるのが効果的で、
その方が少ないダメージでドライヤーを終えることができます。
多くの方の場合、風が毛先にばかり当たっているケースが多いですが、
これはドライヤーの時間が伸びてしまいますし、
根元が乾燥しないままにドライヤーを終える事になってしまいます。
また、根元や頭皮が濡れた状態ですと、
雑菌や最近が非常に繁殖しやすい、じめじめとした環境になります。
ですから、髪を乾かす時には、
「頭皮を乾かす」という事を忘れないようにしてください。
また、普通にドライヤーをしただけでは、
頭皮にはなかなか風は当たりません。
ですから、頭皮に対して垂直にドライヤーを持ってきて、
髪をかき分けて風を当てる必要があります。
5.仕上げ
キューティクルは水分だけでなく熱によっても開いてしまいますので、
冷風によって髪をしめて下さい。
このステップが抜けていると、
キューティクルが開いた状態が長く続きますので、
摩擦の影響を受けやすくなりますし、水分も蒸発しやすいです。
また逆に、臭いを吸収してしまったりする可能性がありますので、
冷風で乾燥させる事をおすすめします。
注意点
自然乾燥について
ドライヤーでは完全に温風で乾燥させるのではなく、
80%だけ乾かしたら残りの20%は自然乾燥させるようにしましょう。
やはり、ドライヤーの熱や髪にとっては良くないですし、
100%乾かそうとすると、
毛髪の水分を必要以上に奪ってしまいがちです。
ですから、ドライヤーでは程よく乾燥させるようにしましょう。
ドライヤー前のブラッシングについて
水分を含んだ髪のキューティクルは開いていて、摩擦にも非常に弱い状態になっています。
この状態でブラシをかけてしまいますと、
そんな弱い状態にある髪に対して、
効果的にダメージを与えてしまうことになります。
ですから、髪をドライヤーで乾かした後に使用するようにしましょう。
ただ、髪が絡まっている状態でドライヤーをかけるのは更にNGで、
ダメージが大きくなってしまいます。
ですからもし髪が絡まっているのでしたら、
濡れた状態でもブラシを使って、髪をほどく方を優先させてください。
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2012年12月5日 | コメント/トラックバック(0) |