頭皮の赤み・炎症・はれの原因|脱毛症になる前にセルフチェック
今回は、頭皮の赤み・炎症・はれといった症状の原因について探っていこうと思います。
こういった頭皮トラブルは、間接的に脱毛症を促進させてしまいますので、きちんとケアをする事が非常に重要ですよ。
当記事について&注意点
頭皮が赤くなってきたということは、
何らかの異常が頭皮に起きている可能性が高いです。
頭皮の赤みというのはさまざまな脱毛症で見られる症状ですので、
すべての可能性を列挙するというとことはできませんが、
参考程度にご覧ください。
個人的には、下記の事例に当てはまっても当てはまらなくても、
皮膚科の先生に相談するなど、
専門家の意見を仰ぐべきであると考えています。
またそのような状態では、育毛剤の効果というのは薄いどころか、
逆効果を生むことさえありますので、
まずは治療に専念するようにしましょう。
頭皮の赤みの原因
シャンプーの成分
スーパーなどで市販されている高級アルコール系シャンプーは、
洗浄力が非常に強く頭皮に対する刺激が非常に強いため、
頭皮が赤くあったりかゆみを帯びたり、
かゆみを帯びたりする可能性があります。
対処法としては、弱酸性で低刺激な
アミノ酸系シャンプーを使用するといった方法が考えられます。
また、シャンプーのすすぎが不十分ですと、
洗浄成分が頭皮に残留して
炎症やかゆみを引き起こしてしまうケースがあります。
「自分のすすぎは大丈夫だ」と思っている方がほとんどですが、
すすぎ不足に陥っているケースがほとんどですので、
一度正しいシャンプーの仕方を覚えてセルフチェックしてください。
<参考記事>
・高級アルコール系シャンプーの特徴と危険性をちゃんと知っていますか?
・アミノ酸系シャンプーの特徴と必要性
・正しいシャンプーの仕方|予洗いとすすぎは出来てますか?
皮脂の過剰・過小分泌
過剰分泌の場合は、
皮脂や皮脂とフケが合わさったラード状のもので頭皮を塞いでしまって、
赤く炎症を起こしてしまう可能性があります。
一方過小分泌の場合は、水分が奪われやすくなって
乾燥して赤くなったする可能性があります。
またこの際には、フケが発生することが多いですが、
そのフケがかさぶた状になって
それが頭皮を覆ってしまっているケースが考えられます。
皮脂の過剰分泌や過小分泌を引き起こしてしまう代表的な原因も、
実はシャンプーにあります。
高級アルコール系シャンプーは非常に強い洗浄力を持っているのですが、
それによって皮脂が根こそぎ落とされてしまいます。
そうしますと、皮脂がなくなって乾燥してしまったり、
それを補おうとして今まで以上の皮脂を分泌すれば、
過剰分泌になってしまうのです。
ですから、対処法としては、
やはり必要な皮脂はしっかり残すアミノ酸系シャンプーをおすすめします。
また、皮脂の過剰分泌に関しては、
男性ホルモンの増加に起因するケースがあります。
この原因としては、食生活やストレスが原因と言われていますので、
生活習慣そのものが頭皮のコンディションと直結しているという事を、
きちんと理解するようにしましょう。
<参考記事>
・アミノ酸系シャンプーの特徴と必要性
細菌類
皮脂の話とも多少重なりますが、
頭皮には皮脂やフケを好む常在菌というのが無数に存在しています。
特に、皮脂を酵素の力で脂肪酸に変える「マラセチア真菌」というカビは、
遊離脂肪酸を発生させて、炎症を起こしてしまってる可能性があります。
また、マラセチア真菌を含む細菌や雑菌の排泄物や死骸によって、
頭皮が不衛生となり、
炎症を起こしやすい環境ができているのかもしれません。
その対策方法としては、頭皮環境を適切なPh値に戻したり、
皮脂の過剰分泌・過小分泌が発生しない状況を作ることが重要です。
という事はつまり、この場合にはアミノ酸系シャンプーが
有効な手段として浮上するのです。
かなり宣伝臭くなっていますが、紛れもない事実です。
<参考記事>
・アミノ酸系シャンプーの特徴と必要性
何らかのアレルギー
食物や金属などに対するアレルギーを持っている場合、
皮膚が赤くなったりかゆくなったり、
斑点ができることなどがあると思います。
そしてそれが頭皮にできているという可能性があります。
紫外線
「紫外線」は、頭皮の水分を奪ったり、
毛根の細胞医ダメージを与えるなどの害をもたらします。
その紫外線が頭皮に当たった場合、
頭皮が赤く日焼けしてしまうことがあります。
個人によっては、
短時間の照射でも反応してしまう方がいらっしゃいますので、
皮膚科等に行かれて検査を受けるなどの対策をお勧めします。
紫外線に関する注意点としては、
曇のとき対応と朝シャンについてですね。
紫外線というのは、曇の時であっても、
晴れている時の80%程度は降り注ぐと言われています。
ですから、たとえ外が曇っていたとしても、
きちんと対策をするようにしましょう。特に、夏場には注意してくださいね。
また、朝シャンに関しても注意が必要です。
頭皮の事を考えるのであれば、朝シャンはしない方がベターなのですが、
どうしても朝にお風呂に入りたい人もいるでしょう。
しかし、朝に頭皮の皮脂を洗い落としてしまいますと、
再び皮脂膜を頭皮に張るまでには6~12時間程度必要と言われています。
この皮脂膜が不十分ですと、
外気や紫外線に対して非常に弱い状態が続きますので、
一層の注意が必要になります。
また、正しい朝シャンのやり方や朝シャンの害については、
こちらの記事をご覧下さい。
<参考記事>
・頭皮への刺激を最小限にした、ハゲない朝シャンのやり方
・朝シャンはハゲる?|3つのデメリットと頭皮への影響
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2013年1月9日 | コメント/トラックバック(0) |
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